【高校野球】富山商が逆転勝利で準決勝進出…141キロ右腕、森亮太が気迫の投球
スポーツ報知 / 2024年7月23日 14時23分
◆第106回全国高校野球選手権富山大会 ▽準々決勝 富山商5-4富山第一(23日・県営富山)
準々決勝が行われ、シード校の富山商は、5-4で実力校の富山第一を下し、準決勝進出を決めた。最速141キロ右腕で、遊撃手兼任の森亮太(3年)が、6回無死満塁の大ピンチで緊急登板。「失投は、絶対に許されない場面。接戦で、どっちに試合の流れが行くのかという試合だった」と森。変化球で併殺に仕留めると、自己最速タイの141キロをマーク。その後に2点(自責点0)は失ったが、気迫の投球を見せて9回まで投げ抜いた。
決勝打を放ったのが、“意外性のバッター”6番・斉藤樹之(2年)だ。6月1日の北信越大会1回戦では、星稜のエース、佐宗翼(3年)から左越え本塁打を放てば、6月15日の大阪桐蔭との強化招待試合では1番打者に抜擢。「星稜戦ではしっかりとスイングできた。自信になりました」と手応え。この日は2年生で唯一スタメン入りし、4-4の7回2死一、三塁では左前適時打を放って、チームの勝利を呼び込んだ。
昨夏に出場した甲子園では、斉藤は20人のサポートメンバーとしてチームに帯同。甲子園練習では補助役に回った。「甲子園のグラウンドに入った瞬間、絶景が広がり、すごく大きい空間でした。土をこっそりとユニフォームに付けました」と苦笑い。憧れの聖地に立ち、今度は自分がプレーしたいと改めて決意。6月の追い込み期間は厳しいダッシュを繰り返し、下半身を鍛え上げた。
好投した森は「2年生の斉藤が打ってくれて、先輩として抑えたいと思った。おもしろい考えを持った後輩です」と話せば、斉藤は「次も迷わず、鋭い打球を打ちたい。どんどん攻めて、自分たちの野球をしたい」と決意。2年連続の夏甲子園へ、チームの雰囲気も良好だ。(中田 康博)
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