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大谷翔平に新人左腕の天敵出現 全4打席三振の屈辱「簡単にできることではない」…残り3戦でリベンジなるか

スポーツ報知 / 2024年7月23日 16時19分

◆米大リーグ ドジャース3―2ジャイアンツ(22日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が22日(日本時間23日)、本拠地・ジャイアンツ戦に「1番・指名打者」でフル出場し、3打数無安打、2三振、1四球で7試合ぶりに安打が出なかった。ドジャースは同点の8回にT・ヘルナンデスの適時打で勝ち越し、後半戦4連勝発進となった。

 ジャイアンツは18、23年のサイ・ヤング賞左腕のスネルが先発。大谷は初回先頭の1打席目こそ四球を選んで二盗を試みるもアウトになった。3回1死の2打席目は空振り三振に倒れ、6回先頭の3打席目は一ゴロ。2―2で同点の8回無死二塁という勝ち越しのチャンスでは、3番手左腕・ミラーと対戦し、空振り三振に倒れた。

 大谷の天敵となりつつある。8回の4打席目で対戦したエリク・ミラー投手(26)だ。ここまで大谷と4打席で対戦して、全打席で三振。今季、大谷は207人の投手と対戦したが、4三振を喫したのはミラーだけ。3三振すらウェブ(ジャイアンツ)、グリーン(レッズ)、シバーレ(ブルワーズ)、ピベッタ(レッドソックス)の4人しかいない。実力ある4人を上回って、新人左腕のミラーが、大谷を完全に封じている。

 ミラーは、佐々木麟太郎内野手が進学する名門スタンフォード大から、19年のドラフト4巡目(全体120位)でフィリーズ入り。22年からはジャイアンツのマイナーでプレーして、今季メジャーデビューした。今季はここまで46試合に登板して3勝3敗、防御率3・43の成績を残している。右打者の被打率2割4分2厘に対し、左打者は1割2分1厘に抑える左キラーだ。

 対大谷は、5月13日に初めて対戦してフルカウントからスライダーで空振り三振。同15日は際どいコースの直球で見逃し三振に倒れた。6月29日にはオープナーで先発して、初回先頭の1打席目にスライダーで空振り三振。この日も最後は内角のチェンジアップで空振り三振を喫した。

 今季のジャイアンツ戦は、23~25日(同24~26日)の3試合のみ。ジャイアンツのメルビン監督は「大谷に対してミラーはかなりいい結果を出している。簡単にできることではない」とたたえた。

 大谷に今季、右腕に対して3割2分1厘で、左腕は2割9分7厘とやや打率は下がるが、そこまで大きく苦にしているわけではない。そんな中で天敵となっている左腕に、残り3試合でリベンジの舞台は訪れるだろうか。

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