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空音央監督の長編劇映画デビュー作、ベネチア国際映画祭のオリゾンティ・コンペ部門に正式出品決定

スポーツ報知 / 2024年7月23日 19時0分

空音央監督の映画「HAPPYEND」メインビジュアル(c)Music Research Club LLC

 世界的音楽家の坂本龍一さん(享年71)の息子・空音央(そら・ねお)氏の長編劇映画監督デビュー作「HAPPYEND」(10月4日公開)が、8月にイタリアで開幕する「第81回ベネチア国際映画祭」のオリゾンティ・コンペティション部門に正式出品されることが23日、発表された。

 本作は、幼なじみの高校3年生・ユウタ(栗原颯人)とコウ(日高由起刀)の友情と、自身のアイデンティティーへの葛藤などを描いている。

 空監督は、短編映画「The Chicken」(20年)、父・龍一さんの演奏を記録したドキュメンタリー作品「Ryuichi Sakamoto―Opus」(23年)で世界中の映画祭から注目を集めた。

 「Ryuichi―」は昨年のベネチア国際映画祭で公式上映されており、空監督は2年連続の同映画祭参加となる。長編劇映画デビュー作となる「HAPPY―」が出品される「オリゾンティ・コンペティション部門」は、新しい映画表現の潮流を感じさせる新鮮で革新的な作品で構成される公式部門。

 監督は、吉報を受け「心からうれしく思っています。この場を借りて、愛のこもった素晴らしい仕事をしてくれたキャスト・スタッフに感謝します」と歓喜のコメントを寄せた。同映画祭はイタリアで現地時間8月28日~9月7日に開催され、本作は日本公開に先駆けたワールドプレミア上映が行われる。

 ◆空監督コメント全文

 友情の物語である「HAPPYEND」を映画にするにあたって、一番大切にしたのは、スタッフやキャストとの関係性でした。幼馴染である登場人物に説得力を持たせるためには、撮影現場での俳優やスタッフ同士の友情や信頼関係が必要不可欠だと考えました。

 キャスティングやリハーサルを始めると、自分の想像をはるかに超えて、みんな仲良くなり、まるで何年も前からの友達みたいに、みんな和気藹々(わきあいあい)と製作に励んでくれました。その現場の雰囲気は、絶対にスクリーンに滲(にじ)み出てくるだろうと、強い手応えを感じていました。

 ヴェネツィア国際映画祭がその魅力を受け止め、「地平」という意味を持ち、新しい視点を見出す「オリゾンティ部門」のコンペティションに選出してくれたことを心からうれしく思っています。この場を借りて、愛のこもった素晴らしい仕事をしてくれたキャスト・スタッフに感謝します。

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