【高校野球】木更津総合がコールド勝ちで準決勝進出 3ラン含む5打点の4番・井上が先輩と取り組んだこと
スポーツ報知 / 2024年7月23日 19時11分
◆第106回全国高校野球選手権千葉大会 ▽準々決勝 木更津総合7X―0中央学院(23日・ZOZOマリンスタジアム)
木更津総合が準々決勝で中央学院と対戦し、7―0で快勝。ベスト4に進出した。両軍無得点の5回、4番の井上陸(3年)が右翼へ3ランを放ち、均衡を破った。5点リードで迎えた8回にはセンターへの適時打で2人が生還し、コールド勝ちを決めた。投げては千葉雄斗(3年)と石沢順平(3年)の継投で無失点に抑えた。
井上陸は、変化球を狙い澄まし、体が反るくらい力強くバットを振り抜いた。「ちょっと上がったかな」と思ったが、ライトは打球を追ってどんどん下がっていった。「あ、これいったな」。通算本塁打は20本弱だが、ZOZOマリンスタジアムでは初の本塁打。「気持ちいいですね」と爽やかな笑顔で振り返った。
初球はストレートだった。狙っていたが、コースが厳しく見逃した。「真っすぐは続けないな」。変化球を待ち、2球目を振り抜いた。そう確信したのは1学年上の先輩との研究の成果だった。
「(5回戦で)中央学院が(千葉)明徳に勝った試合を見て、(球種の)割合を出した。最初は自分一人でやっていたけど、水野岳斗さんが一緒にやってくれて」。水野岳斗さんはOBで昨年の木更津総合の4番打者。一緒に様々な球種など確率をノートに記し、頭に入れて試合に臨んでいた。本塁打の打席は、その分析が的中したのだった。
中央学院と戦うことに、強い意識があった。昨年の秋季大会で負けていたからだ。「くじで決まったときに、準々で当たるなって。負けたところを全部倒して甲子園行ってやろうと思って、毎日練習していました」。自らのバットで、リベンジをきちんと果たした。
準決勝は、25日の東京学館戦。「この勢いのまま準決勝、決勝と勝って甲子園に行けるように頑張っていきます」と意気込んだ井上。6年ぶりの聖地はすぐそこだ。(臼井 恭香)
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