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大関・琴桜 関脇・大の里を破って2敗を守る 支度部屋の空調の不調にも「対応するだけ」と一切動じず

スポーツ報知 / 2024年7月23日 19時36分

琴桜(左)が上手投げで大の里を下し勝ち越しを決めた(カメラ・今西 淳)

◆大相撲 ▽名古屋場所10日目(23日・ドルフィンズアリーナ)

 大関・琴桜(佐渡ケ嶽)が関脇・大の里(二所ノ関)を破って、2敗を死守した。胸で当たり合っての押し合いから左上手の形をつくる。最後は土俵際で横に振りながら投げに転じて、大の里を腹ばいに。取組後は「我慢していけた。集中して相撲を取れている」と冷静に振り返った。8勝目を挙げ、大関昇進から3場所連続での勝ち越しを決めた。

 先場所の同対戦では、琴桜の左上手、大の里の右下手の体勢から相手に右手一本で寄り切られた。「(先場所の対戦は)頭には入れていましたけど、自分の相撲を取ることにこだわっていきました」と、今場所は相手得意の右下手を完全には許さず、先場所の反省を生かしての投げを決めた。

 この日の支度部屋は空調の不調で冷気が行き通りにくく、湿った夏の暑さが漂っていた。「土俵入りから帰ってきた時の方が暑かった。廊下の方が涼しかった」と大関もこれまでなかった暑さを感じたという。それでも「そこは対応する」と、普段と変わらぬルーティンで準備運動を行い調整。動じることなく土俵に上がった。

 2差で全勝の横綱・照ノ富士(伊勢ケ浜)を追いかける唯一の存在になったが、「いつも通り相撲を取るだけです」と静かに語った。

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