デスターシャ考案者の前で「打ててよかった」ＤｅＮＡ・牧が２打席連発でＭＶＰ 本家前に全セでお決まりポーズ

２回２死、左越えにソロ本塁打を放つ牧（カメラ・渡辺　了文）

◆マイナビオールスターゲーム２０２４　全パ６―１１全セ（２３日・エスコンフィールド）

　全セのＤｅＮＡ・牧が２発を放つ活躍でＭＶＰをゲットした。「２本目を打って、もしかしたらあるんじゃないかと思った」とお立ち台ではにかんだ。

　６点リードの２回２死、山崎の変化球を左翼ブルペンまで飛ばした。３年連続３度目の出場で球宴初アーチ。「打ってみたいとずっと思っていた」。さらに４回無死一塁で左中間席へ２打席連発となる２ラン。球団では球宴での１試合２本塁打は史上初で「捕られたのかと思った。まさかホームランになると思わなかった」と自らもびっくり。球宴での１戦２発以上は２３人目（３０度目）で、２打席連発は１５人目（１６度目）だ。

　スタンドにはデスターシャの考案者で人気ＹｏｕＴｕｂｅチャンネル「サワヤンゲームズ」の配信者であるウクライナ人のサワ・ヤン兄弟が声援を送っており「目の前で打ててよかったです」と全セの選手らとともに豪華なデスターシャを披露。ハマの主砲が夏の祭典で輝いた。