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「なおド」 大谷翔平7戦ぶり無安打でも 逆転勝利の立役者は球宴本塁打競争キング

スポーツ報知 / 2024年7月24日 4時0分

◆米大リーグ ドジャース―ジャイアンツ(22日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が、“大谷キャップデー”に3打数無安打2三振に倒れた。22日(日本時間23日)の本拠地・ジャイアンツ戦に「1番・DH」で出場し、7試合ぶりの無安打。来場者先着4万人には漢字と英語で大谷の名前が書かれた帽子が配布され、ベンチではロハスもかぶっていたが、快音は響かなかった。

 ド軍は逆転勝ちで後半戦無傷4連勝を飾ったが、大谷は不発に終わった。18、23年のサイ・ヤング賞左腕のスネルに対し、1打席目は四球後に二盗失敗。その後2打席凡退し、同点の8回無死二塁では過去3度の対戦が全て三振だった左腕・ミラーに空振り三振を喫した。前日21日には144メートルの特大30号を放ち「今後の打席にいい影響が出てくるんじゃないか」と好感触を口にしていたが、好左腕2人を攻略できなかった。

 それでもド軍は球宴の本塁打競争を制したT・ヘルナンデスが同点弾、勝ち越し打など全3打点を挙げ、後半戦4連勝。チームが好調で大谷が打たずとも勝利を重ねていた4月のように、“なおド”の展開も増えてきた。(安藤 宏太)

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