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「松坂さんを超える」横浜高にまたスーパー1年 織田翔希147キロ4回完全で決勝へ「堂々と投げることができた」

スポーツ報知 / 2024年7月24日 6時15分

パーフェクトリリーフの横浜・織田(カメラ・池内 雅彦)

◆第106回全国高校野球選手権神奈川大会▽準決勝 横浜2x―1武相(23日・横浜)

 神奈川の準決勝では、横浜のスーパー1年生右腕・織田翔希が4回完全救援。サヨナラ勝ちを呼び込んだ。

 背番号18が輝いていた。内野席がほぼ埋まった横浜スタジアムのマウンドに立った横浜の1年生右腕・織田は、184センチ、69キロのスラリとした体形から自己最速を1キロ更新する147キロの直球を投げ込み、武相打線を圧倒した。

 同点の6回から、わずか38球で4回、打者12人をパーフェクト。5三振を奪った。「これだけ観客が入った中でも、堂々と投げることができました」。3年生捕手の椎木卿五は「オーラがあるような投球。頼もしく成長してくれた」と絶賛した。

 快投に報いるように、同点の9回2死満塁から2番・奥村凌大二塁手(2年)の左前打でサヨナラ勝ち。織田は「走者を出さなければ、リズムを作って攻撃につなげられる。今日は、いい仕事ができたのかな」と冷静に喜びを表した。

 出身は福岡県。強い横浜に憧れ、入学を決めた。目標は「松坂さんを超えること」。98年に甲子園の春夏連覇を達成したレジェンドも、チームが甲子園に出場した1年夏はベンチ外だった。「決勝も自分が抑えて、甲子園に行きます!」。またまた出現したスーパールーキーが、その右腕で聖地への切符をつかみ取り、伝説の第一章とする。(浜木 俊介)

 ◆今夏の横浜のスーパー1年生

 ▽小野 舜友(しゅんすけ、背番号19)3番・右翼で活躍し、6試合で15打数7安打。先発でも2試合登板した。

 ▽池田 聖摩(しょうま、背番号6)9番・遊撃で出場。最速143キロの直球を武器に投手も兼ね、村田監督は抑えで期待。

 ◆織田 翔希(おだ・しょうき)2008年6月3日、北九州市生まれ。16歳。足立小1年で野球を始め、3年から投手。足立中では軟式野球部に所属。横浜では春の県大会からベンチ入りし、準決勝の東海大相模戦で先発した。184センチ、69キロ。右投右打。

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