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【アイビスSD】藤田菜七子騎手、芝最多12勝の得意舞台で結婚発表後“初重賞V”狙う

スポーツ報知 / 2024年7月24日 6時30分

藤田菜七子騎手

◆第24回アイビスサマーダッシュ・G3(7月28日、新潟競馬場・芝直線1000メートル)=7月23日、美浦トレセン

 サマースプリントシリーズ第3戦の第24回アイビスSD・G3(28日、新潟)に出走するマウンテンムスメとコンビを組む藤田菜七子騎手(26)=美浦・根本厩舎=は今年の重賞初騎乗となるが、19年のカペラS(コパノキッキング)以来となる重賞2勝目が狙える手応えを得ての参戦だ。

 今回と同じ直線競馬の前走、韋駄天S・オープンでは14番人気ながら0秒1差の2着に導いた。「千直を使う馬は気が勝っている馬が多いですが、この馬はオンとオフがすごくしっかりしていて、競馬まですごく落ち着いていましたね」と初コンビで適性を感じた。

 3枠5番と内めの枠から好走できたのも自信につながっている。「ゲートも本当に上手で、あの枠からでも外ラチのいいポジションが取れました」。今回も枠順は勝敗のポイントと考えており「どのレースもですが、ゲートは一歩目をしっかり出られるように気を付けています」と気を引き締めた。

 新潟・芝1000メートルは自身にとっても芝で最多の12勝を挙げる得意舞台。23日は騎乗しなかったが、愛馬の調整は順調。14日の福島で結婚発表後の初勝利となる今年5勝目をマークしたばかりだが、今度は“初重賞V”となるか注目が集まる。

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