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「日本一のチームで挑戦したい」実家は甲子園徒歩10分も東海大相模進学 6番遊撃才田和空、準決突破の逆転満塁一掃打

スポーツ報知 / 2024年7月24日 6時25分

8回1死満塁、左越えに走者一掃の逆転二塁打を放った東海大相模・才田(カメラ・池内 雅彦)

◆第106回全国高校野球選手権神奈川大会▽準決勝 東海大相模6―4向上(23日・横浜)

 鋭く振り抜いた。1点を追う8回1死満塁。東海大相模の6番・才田和空(わく)遊撃手(3年)が直球を捉えると、打球は左翼フェンス直撃の二塁打になった。走者一掃。逆転だ。ヒーローは二塁上でガッツポーズをすることなく、表情を引き締めた。

 「ガッツポーズすると浮足立ったり、頭が沸騰してしまうので」。2回の先制打を含め4打数3安打4打点。今大会は6試合で19打数12安打の打率6割3分2厘、11打点の大暴れだ。

 西宮市立鳴尾中出身。自宅は甲子園へ徒歩10分で、よく歓声が聞こえる。21年の同校センバツVに「日本一のチームで挑戦したい」と神奈川へ。近くて遠い聖地まで、あと1勝に迫った。

 逆転での決勝進出に元G戦士の原俊介監督(46)は「中盤に逆転され、弱気になったが、生徒が助けてくれた」と涙を流した。原監督は21年秋の就任以降、甲子園出場はまだない。いざ決勝。才田は言った。「監督には思う存分、泣いてもらいます」(加藤 弘士)

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