【球宴】全パ・中嶋監督、新旧ハム打線に「ゆかりの関係で」山崎には「打撃はいいけど炎上しすぎ」

８回、３ランの山川（右）を笑顔で迎える全パ・中嶋監督（カメラ・宮崎　亮太）

◆マイナビオールスターゲーム２０２４　全パ６―１１全セ（２３日・エスコンフィールド）

　全パのオリックス・中嶋監督が日本ハムの選手に加え、岡（現ロッテ）や近藤（現ソフトバンク）ら出身選手を並べた“オール日本ハム打線”の意図を明かした。

　「やっぱり、これだけファイターズの選手が選ばれたわけですから、エスコンっていいますかね、北海道の人たちが喜ぶのかなと思って全部ゆかりの関係で、そろえてみました。だったらＤＨがいなくなったんで、これやっぱりサチ（山崎）やなと思ってきましたけど」

　山崎は先発投手が指名打者を兼任できる「大谷ルール」で「２番・ＤＨ」として二刀流出場。初回に左前打を放ったが、本職では２回にいずれも１イニングの球宴ワースト記録を更新する１０被安打９失点だった。

　昨季までオリックスに所属していた左腕に「バッティングはいいんすけどね。炎上しすぎでしょ。球数がちょっと焦りましたけど、まあ元気にやってくれてよかったです。（登板後に）きつい言葉をかけときましたけどね」と、愛ある苦言を呈した。