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【パリ五輪】石川祐希「いよいよだな。大会を通して精度を上げていく」…52年ぶり金メダルへバレーボール男子代表がパリ到着

スポーツ報知 / 2024年7月24日 5時25分

パリに到着した高橋藍(左)と石川祐希(右)(カメラ・岩田 大補)

 【パリ(23日)=宮下京香】26日開幕のパリ五輪で52年ぶりの金メダルに挑むバレーボール男子日本代表が、事前合宿地のポーランドからパリ郊外のシャルル・ドゴール空港に到着した。引き締まった表情でゲートから姿を見せた主将の石川祐希主将(ペルージャ)は「いよいよだなと感じています。あと4日で試合が始まるので、そこに向けて、新しい気持ちが入る感じがします」と心境を語った。

 ポーランドでは20日に世界ランク1位の同国と強化試合を行い、フルセットで競り勝った。相手は連戦でコンディションが万全ではなかったとはいえ、五輪前最後の強化試合で19得点とメンバーをけん引。左足首負傷から高橋藍(サントリー大阪)も復帰し、チームとして内容の詰まった試合を見せた。石川は「サイドアウトがしっかりと取れていれば、安定して、どこのチームにも戦っていける」。強敵と戦うことで、明確になった。

 五輪1次リーグ初戦は、五輪開会式の翌日27日に開幕ゲームとして行われる。世界ランク2位の日本は、同11位の難敵・ドイツと午前9時(日本時間午後4時)から始まる。「まだミスとか1点を取り切れていないところもあるので、そこをどれだけ精度高くやっていけるか。完璧は難しいけど、完璧に近くプレーしないと、僕たちは勝つのは難しいので。大会を通して精度を上げつつ、どんどん上のステージにいけたらなと思います」と主将は冷静に見据えた。

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