大谷翔平、最速１６９キロ剛腕から３１号＆日米通算２５０号なるか 「１番ＤＨ」でスタメン入り

◆米大リーグ　ドジャース―ジャイアンツ（２３日、米カリフォルニア州ロサンゼルス＝ドジャースタジアム）

　ドジャース・大谷翔平投手（３０）が２３日（日本時間２４日午前１１時１０分開始予定）、本拠地・ジャイアンツ戦のスタメンに「１番・指名打者」で名を連ねた。２試合ぶりの本塁打となる３１号、日米通算２５０号に期待がかかる。

　２１日（同２２日）の本拠地・レッドソックス戦では、３打席目に中堅右へ、今季自身２番目の飛距離となる４７３フィート（約１４４メートル）の後半戦初アーチとなる特大の３０号ソロ。試合後には「甘い球をしっかり打てた。その前の打席の感覚もよかった。いい感覚が、いい結果につながると、今後の打席にいい影響が出てくるんじゃないかなと思います」と手応えを口にした。前日２２日（同２３日）の本拠地・ジャイアンツ戦では、３打数無安打２三振で７試合ぶりに安打が出なかった。

　ジャイアンツの先発は、ジョーダン・ヒックス投手（２７）。最速１６９キロを計測した経験もある剛腕の右腕だ。昨季まではリリーフがメインだったが、ジャイアンツに加入した今季から先発に本格的に転向。今季はここまで１９登板で４勝６敗、防御率３・７９の成績を残している。大谷は５月１３日に敵地で対戦した際に、３打数２安打だった。

　日米通算２５０号という節目にも王手をかけている大谷。チームは後半戦無傷４連勝スタートを切った。前日２２日（同２３日）終了時点で、チームの１０１試合中９８試合に出場し、３８４打数１２０安打（リーグ２位）の打率３割１分３厘（同２位）、３０本塁打（同１位）、７０打点（同３位）、２３盗塁（同５位）、７８得点（同１位）、ＯＰＳ１・０３３（同１位）の成績を残し、三冠王（本塁打王、首位打者、打点王）、トリプルスリー（３割、３０本塁打、３０盗塁）、５０―３０（５０本塁打、３０盗塁）、４０―４０（４０本塁打、４０盗塁）などに期待がかかっている。

　◇大谷の年度別本塁打数

　（日本ハム＝４８本）

　▽１３年　３本

　▽１４年　１０本

　▽１５年　５本

　▽１６年　２２本

　▽１７年　８本

　（エンゼルス＝１７１本）

　▽１８年　２２本

　▽１９年　１８本

　▽２０年　７本

　▽２１年　４６本

　▽２２年　３４本

　▽２３年　４４本

　（ドジャース＝３０本）

　▽２４年　３０本

　※ＮＰＢ通算４８本、ＭＬＢ通算２０１本、日米通算２４９本