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110M障害・村竹ラシッド、400M障害・豊田兼らがパリへ出発 初の大舞台へ映画や日本食でリラックス

スポーツ報知 / 2024年7月24日 10時30分

パリ五輪へ出発した110M障害・村竹ラシッド(カメラ・富張 萌黄)

 陸上のパリ五輪代表で男子110メートル障害の村竹ラシッド(JAL)、400メートル障害の豊田兼(慶大)らが24日、東京・羽田空港からパリへ向けて出発した。初の大舞台を直前に控えている村竹は「いつもと変わりはない」と冷静な様子。同じく五輪初出場の豊田は「初めての大舞台ですので、非常に緊張している」と出国前の心境を語った。

 村竹は7日にパリで行われたダイヤモンドリーグで、決勝前に両足がけいれんして棄権。ふくらはぎの状態が不安視されたが、「全然問題ない。万全の状態で臨める」と強調した。ヨーロッパから帰国後も練習を重ねて調整してきた。「よく走れてるなと自分でも思えている。(コンディションは)徐々に良くなってきてる」と手応えをつかんでいるという。

 パリ五輪では決勝進出とメダル獲得を目標にしている。「準決勝が一番大きな壁になってくると思う。いいパフォーマンスをして、決勝に進出するというところと、その準決勝で得たいいパフォーマンスと同じか、もしくはさらに向上させるような動きを決勝でできたら、自ずとメダルも見えてくる。しっかりその辺考えながら競技できたら」と意気込んだ。

 豊田も決勝進出を目指す。110メートル障害との2種目で代表入りを狙うも、6月の日本選手権では足を痛め、同種目準決勝前に棄権。現在もスパイクを履いての練習はできていないというが、状態は70~80%まで上がってきている。「現地に入ってから徐々に調整して出力を上げていく」とパリでコンディションを上げていく構えを示した。

 フランス人の父を持ち、3年前に実家を訪れたとき以来にフランスへ向かう。父の母国での開催で、親戚も多く応援に駆けつける予定だという。「来てもらえる人は来てもらえるかなと思っている。少し顔も合わせられたら」とアウェー感はない。ゆかりある地で「飛躍できるような舞台にしたい」と気合い十分だ。

 ともに海外での試合経験は豊富。今回の遠征で持っていくものを問われ、村竹はダウンロードした映画と答えた。「今まで見てなかったので、ワイルドスピードの最新作」と人気カーアクション映画を見てリラックスしたいと話した。豊田はみそ汁を大量に持ち込んだ。「フランスには慣れてるけど、食事の面は結構日本の好きなものをしっかり持参した」と笑った。

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