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【高校野球】東大阪大柏原が8強入り…ロッテ・石川慎吾擁した11年夏以来13年ぶり聖地まであと3勝

スポーツ報知 / 2024年7月24日 12時26分

2年ぶりの8強入りを決めて校歌を歌う東大阪大柏原ナイン(カメラ・谷口 健二)

◆第106回全国高校野球選手権大阪大会 ▽5回戦 東大阪大柏原1―0高石(24日・くら寿司スタジアム堺)

 11年夏に石川慎吾主将(現ロッテ)を擁して甲子園に初出場した東大阪大柏原が、完封で2年ぶりの準々決勝進出を決めた。

 両軍無得点で迎えた3回2死二塁から、4番・山口陽仁一塁手(はると、3年)の左前打で幸先良く先取点。その後は相手右腕・山川由翔(ゆうと、3年)の前に、打線が追加点を奪えなかったが、同じ右腕の先発・鎌田龍誠(3年)も負けじと、7回まで無失点投球を披露した。

 8回、2番手で登板したエース左腕・二又悠人(はると、3年)が3者連続三振。9回も無失点で切り抜け、2投手のリレーで最後まで1点リードを守り抜いた。

 試合後、オリックスや巨人で捕手として活躍した土井健大監督は「苦しい試合が多かったが、なんとか勝ち切れた」と安どの表情を見せた。

 13年前の夏は、決勝で当時2年生エース・藤浪晋太郎(現大リーグ・メッツ)擁する大阪桐蔭に一時5点差をつけられながらも、終盤の大逆転劇で夏切符をつかんだ同校。それ以来となる2度目の聖地まで、あと3勝だ。

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