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佐々木麟太郎、米大学サマーリーグの球宴で決勝適時打 「日本の天才」が“MVP級”の輝き

スポーツ報知 / 2024年7月24日 13時54分

◆アパラチアンリーグ オールスター 西軍4―1東軍(23日、米テネシー州ジョンソンシティ=TVAクレジットユニオンボールパーク)

 花巻東から米スタンフォード大に進学する佐々木麟太郎内野手(19)が23日(日本時間24日)、米大学のサマーリーグ「アパラチアンリーグ」のオールスター戦に、西軍の「6番・一塁」で先発出場。MVPこそ逃したが、6回に決勝打を放ち、4打数1安打1打点でチームの勝利に大きく貢献した。

 1―1の同点に追いつかれた直後の6回2死一、二塁で迎えた第3打席。麟太郎は左腕の初球、78・8マイル(約126・8キロ)スライダーをコンパクトにはじき返した。打球速度107・7マイル(約173・3キロ)の中前適時打が決勝点に。球場は大きな歓声と拍手に包まれ、麟太郎も三塁ベンチに向かって右手を上げて応えた。

 MLB公式サイトは「日本の天才・佐々木がアパラチアンリーグのオールスター戦のヘッドラインを飾る」と題し、映像つきで麟太郎のタイムリーを紹介した。

 麟太郎は18日(同19日)からグリーンビルの一員として同リーグに参戦したばかり。20日(同21日)の敵地ダンビル戦では「5番・一塁」で先発出場し、初回に右翼へ“アパラチアン1号”となる飛距離430フィート(約131・1メートル)の特大2ランを放っていた。

 6月11日(同12日)から今月13日(同14日)まではMLBドラフトリーグにトレントン・サンダーの一員として参加。前期の25試合に出場し、打率2割2分1厘、同リーグ2位タイの4本塁打、17打点をマークしていた。

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