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【高校野球】春日部共栄が浦和学院に9回逆転勝ち…最後の夏の本多監督「こいつらがこんなにやるなんて」

スポーツ報知 / 2024年7月24日 21時2分

9回指揮をとる春日部共栄・本多利治監督

◆第106回全国高校野球選手権 埼玉大会 ▽準々決勝 春日部共栄6-5浦和学院(24日・市営大宮)

 春日部共栄が昨夏代表の浦和学院に23年ぶりの勝利を挙げ、21年以来の4強入りを決めた。

 2回、7番・野口流維捕手(3年)の犠飛で先制。しかし2―1で迎えた8回に先発の大野泰輝投手(2年)が浦和学院打線につかまり、4失点で逆転を許した。万事休すかに思われたが、来春限りでの勇退が決まっている本多利治監督(66)は「最後まで笑顔で行こう」と声をかけた直後の9回、ミラクルが起きた。一挙4得点で逆転。経験豊富な知将が「こいつらがこんなにやるなんて想像がつかなかった」と驚くほどの底力だった。

 決勝適時打を放った坂寄孝太内野手(3年)は、この試合で8回までノーヒット。本多監督は「一番怒られても(練習を)やったやつ」といい、恩返しの一打となった。坂寄は守備でのエラーや打席での態度たびたび注意されてきたが、「プライドというか、最後の夏なのでメンバーに入って活躍してやると思った」と強い気持ちで最高の仕事を果たした。坂寄が適時打を放った瞬間、指揮官は穏やかに笑っていた。

 準決勝は26日・昌平戦。春季大会では準決勝で敗れた相手で、坂寄は「リベンジして監督を胴上げできるように頑張りたい」と意気込んだ。

 

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