1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

「泣くことで吹っ切れることがあるんです」東海大相模の元巨人ドラ1指揮官は涙でナインを本気にする

スポーツ報知 / 2024年7月25日 5時20分

表彰式後に胴上げされる東海大相模・原俊介監督(中、カメラ・頓所美代子)

◆第106回全国高校野球選手権神奈川大会 ▽決勝 東海大相模6-4横浜(24日・横浜スタジアム)

 元プロの高校野球監督といえば冷静沈着なイメージがある。だが、原監督は情熱的な“泣き虫先生”だ。23日の準決勝・向上戦での逆転勝利後には、「自分も逆転されて弱気になったんですけど、生徒が僕らを助けてくれた」と突然、涙を流した。ナインに聞くと「よく泣いています。特に負けた時とか」との証言を得ることができた。

 「それはね…。わざと泣く時があるんですよ」と原監督。「例えば春に負けたら、夏に向けての切り替えは、想像以上に難しいんです。監督というのは、自分の感情を一人で処理しないといけない。演技といえども、泣くことで吹っ切れたりすることがあるんです」。指揮官の涙は選手たちを本気にする。心と心がぶつかる、熱いコミュニケーションが成り立っている証拠だ。

 ところで監督、昨日の涙は演技だったんですか? 「昨日は本気で泣きました」。そう笑った原監督。聖地でのうれし泣き、楽しみにしています。(加藤 弘士)

 ◆原 俊介(はら・しゅんすけ)1977年8月30日、神奈川・秦野市生まれ。46歳。東海大相模では3年センバツに「4番・捕手」で出場。95年ドラフト1位で巨人入り。1軍初出場の2003年3月29日、中日戦、代打でプロ初打席初安打初打点をマーク。翌30日の同戦でプロ1号。06年限りで引退。プロ通算68試合、打率2割2分4厘、3本塁打、10打点。16年に東海大静岡翔洋監督、21年9月から東海大相模監督に就任。右投右打。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください