大谷翔平「１番ＤＨ」で１００試合目スタメン 元サイ・ヤング右腕から３１号で日米通算２５０号なるか

大谷翔平

◆米大リーグ　ドジャース―ジャイアンツ（２４日、米カリフォルニア州ロサンゼルス＝ドジャースタジアム）

　ドジャース・大谷翔平投手（３０）が２４日（日本時間２５日午前１１時１０分開始予定）、本拠地・ジャイアンツ戦のスタメンに「１番・指名打者」で名を連ねた。今季１００試合目の出場で３試合ぶりの本塁打となる３１号、日米通算２５０号に期待がかかる。

　２２日（同２３日）の本拠地・ジャイアンツ戦では、３打数無安打２三振で７試合ぶりに安打が出なかったが、２３日（同２４日）は５打数２安打で今季最多タイの３打点。チームは後半戦無傷５連勝発進となり、「最近チームとしても流れがいいと思うので、これを継続できればなと思ってましたし、いいスタートだったなと思います」とうなずいていた。

　ジャイアンツの先発は、ロビー・レイ投手（３２）。通算７４勝の左腕で、ブルージェイズ時代の２１年には最優秀防御率、最多奪三振のタイトルとともにサイ・ヤング賞に輝いた経験も持つ。２３年４月に左肘トミー・ジョン手術を受けて、この日が復帰登板。マリナーズでの２３年３月３１日のガーディアンズ戦以来の登板となる。大谷は２２年に対戦して本塁打こそなかったが、９打数３安打の打率３割３分３厘で５三振だった。

　日米通算２５０号という節目にも王手をかけている大谷。チームは後半戦無傷５連勝スタートを切った。前日２３日（同２４日）終了時点で、チームの１０２試合中９９試合に出場し、３８９打数１２２安打（リーグ２位）の打率３割１分４厘（同２位）、３０本塁打（同１位）、７３打点（同２位）、２４盗塁（同４位）、７８得点（同１位）、ＯＰＳ１・０３２（同１位）の成績を残し、三冠王（本塁打王、首位打者、打点王）、トリプルスリー（３割、３０本塁打、３０盗塁）、５０―３０（５０本塁打、３０盗塁）、４０―４０（４０本塁打、４０盗塁）などに期待がかかっている。

　◇大谷の年度別本塁打数

　（日本ハム＝４８本）

　▽１３年　３本

　▽１４年　１０本

　▽１５年　５本

　▽１６年　２２本

　▽１７年　８本

　（エンゼルス＝１７１本）

　▽１８年　２２本

　▽１９年　１８本

　▽２０年　７本

　▽２１年　４６本

　▽２２年　３４本

　▽２３年　４４本

　（ドジャース＝３０本）

　▽２４年　３０本

　※ＮＰＢ通算４８本、ＭＬＢ通算２０１本、日米通算２４９本