藤浪晋太郎、３Ａで押し出し四球含む４四球２失点 救援登板も１回持たず ４試合ぶり失点

藤浪晋太郎投手

◆マイナーリーグ（３Ａ）　バファロー６―２シラキュース（２４日、米ニューヨーク州バファロー＝セーレンフィールド）

　右肩の張りのため６０日間の負傷者リスト（ＩＬ）入りしているメッツ・藤浪晋太郎投手（３０）が２４日（日本時間２５日）、傘下３Ａシラキュースでブルージェイズ傘下３Ａバファロー戦に５回から登板。３試合連続無失点中だったが、この日は制球が乱れ、２／３回を無安打４四球で２失点だった。

　０―３の５回から２番手でマウンドに上がった藤浪だったが、先頭からいきなり３者連続四球を与えて無死満塁のピンチ。次打者を空振り三振に仕留めて１死を奪ったが、押し出し四球で１点を失い、さらに左犠飛で失点したところで降板した。最速は９９・８マイル（約１６０・６キロ）を計測したが、悪癖が顔を出した。

　メジャー２年目の藤浪はオープン戦５試合で防御率１２・２７と不安定な投球が続き、開幕３Ａスタート。右肩の張りで５月初旬からは米フロリダ州の球団施設でリハビリを続けてきた。６月２５日（同２６日）に傘下１Ａでリハビリ登板をスタートさせ、３Ａではこの日が５度目の登板だった。