ドジャースの内野手が股関節違和感でＩＬ入り濃厚の異常事態、緊急補強も離脱者続出…アウトマン合流へ

試合後会見で話すロバーツ監督（カメラ・安藤　宏太）

◆米大リーグ　ドジャース３―８ジャイアンツ（２４日、米カリフォルニア州ロサンゼルス＝ドジャースタジアム）

　ドジャース・大谷翔平投手（３０）が２４日（日本時間２５日）、本拠地・ジャイアンツ戦に「１番・指名打者」でフル出場し、３三振を喫するなど４打数無安打に終わった。ドジャースは逆転負けを喫して後半戦６試合目で、後半初黒星を喫した。

　大谷は１打席目こそフェンス手前への左飛だったが、２打席目からは３打席連続三振。チームも初回に無安打で１点を奪ったが、４回に逆転され、８回には６点を失って、リードを広げられて勝負ありだった。

　さらに内野手に離脱者が続出しているのは悩みの種だ。この日の試合前には、左手骨折で離脱したベッツの穴を埋めていた３５歳遊撃手のロハスが右前腕張りで負傷者リスト（ＩＬ）入り。ジャイアンツでプレーしていた３４歳遊撃手のアーメドを緊急補強した。さらにこの試合でも、７回にチーム初安打を放ったテーラーが二塁へ向かった際に股関節を痛めて途中交代。試合後にはあす２５日（同２６日）に精密検査を受けることを明かし、ロバーツ監督はＩＬ入りになる可能性が高いと説明し、外野手のアウトマンが合流することを明言した。

　内野手ではすでにマンシー、ベッツ、ロハスがＩＬ入り。先発投手もこの日グラスノーが復帰し、２５日（同２６日）にカーショーが復帰するとはいえ、山本、ビューラー、ミラーが離脱している。