【高校野球】２７日の富山大会決勝は富山商と富山北部の対戦…昨夏決勝と同一カード

６回に２得点を挙げて喜ぶ富山北部ベンチ

◆第１０６回全国高校野球選手権富山大会　▽準決勝　富山商４－０高岡第一、富山北部２－０未来富山（２５日・富山市民）

　準決勝２試合が行われ、富山商と富山北部が決勝進出を決めた。決勝戦は昨夏と同一カードとなり、２７日午前９時から富山市民球場で行われる。富山商は先発の右腕・山本心太郎（３年）が５回まで２安打、無失点に抑えると、６回からはエース左腕・宝泉陸斗（３年）、８回から右腕・森亮太（３年）が登板して完封リレー。打線も１２安打で４得点を挙げた。好投した山本は「初回は緊張したが、打たせて取る投球ができました」と振り返った。

　富山北部はエース左腕、福山天輝（３年）が４安打、無失点で完投勝利。１３０キロ中盤のストレートと９０キロ台の変化球を武器に打たせて取った。攻撃では６回途中に雷で約５０分間、試合が一時中断したが、失策、四球のあとに２連打で２得点を挙げて勝ち越し。持ち味の堅守も発揮し、内外野で好プレーを見せてエースを盛り立てた。