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【高校野球】霞ケ浦が守谷に勝ち決勝進出 先発の乾が8回途中2失点

スポーツ報知 / 2024年7月25日 20時9分

7回1/3を2失点に抑えた霞ケ浦・乾健斗(カメラ・中西珠友)

◆第106回全国高校野球選手権 茨城大会 ▽準決勝 霞ヶ浦6-2守谷(25日・ノーブルホームスタジアムム水戸)

 昨年準優勝の霞ケ浦が守谷に6―2で勝ち、決勝進出を決めた。

 先発右腕の乾健斗(3年)は初回と2回に1点ずつ失うも、3回以降は無失点投球。「立ち上がりはよくなかったけど、後半尻上がりによくなってきたのでよかった」と振り返った。7回1/3を2失点でチームを勝利に導いた。春までエースナンバーを背負っていたが、最後の夏は背番号10。「悔しさをバネに、自分らしいピッチングをして勝っていきたい」と動く直球を武器に守谷打線を抑えた。

 打っても3回、守谷のセンター・張替龍愛(2年)の頭上を越える走者一掃の2点適時三塁打。「チャンスで(打席が)来たので、自分で取り返してやろうって気持ち」と失点分を自らのバットで取り返した。

 決勝は春のリベンジとなるつくば秀英戦。準々決勝では昨秋敗れた鹿島学園に勝っており、リベンジマッチが続く。乾は「想定外だけどリベンジをしてやろうという気持ち」と優勝に向け力強く話した。高橋祐二監督(64)も「シルバーコレクターは避けたい」と5年ぶりの優勝を目指す。

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