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【高校野球】常磐大高が5年ぶり決勝進出逃す 9回サヨナラ負け 

スポーツ報知 / 2024年7月25日 19時48分

伝令としてマウンドに行った常磐大高・辻村大樹(カメラ・中西珠友)

◆第106回全国高校野球選手権 茨城大会 ▽準決勝 つくば秀英6×-5常磐大高(25日・ノーブルホームスタジアムム水戸)

 強豪・常総学院を4回戦で破った常磐大高がつくば秀英に敗れ、5年ぶりの決勝進出はならなかった。

 初戦から4試合連続先発だったエース右腕・沢畑壱心(2年)がコンディション不良で登板を回避。正捕手の辻村大樹(2年)も死球による負傷で欠場。2年生バッテリーを欠いたことは大きかった。

 初回から4番・山本孟康(3年)らの適時打で2点を先制するも、点の取り合いに。1点リードで迎えた7回1死三塁のピンチでは中前適時打で同点に追いつかれた。嫌な流れのまま9回1死から2被安打と失策で満塁になり、再びピンチ。ここまで1安打の佐々木将人に中犠飛を許し、サヨナラ負けを喫した。

 ベンチから戦況を見つめた辻村は「なんとか勝ってくれと思いながら見た」と願うも思いは届かず。1塁コーチや伝令としてナインを鼓舞したが「プレーで貢献できなかったのが悔しい」と肩を落とした。常磐大高のベンチ入りメンバーの9人は1、2年生。辻村は「(来年は)沢畑と一緒に決勝に行きたい」と次を見据えた。

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