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アテネ五輪代表・田中達也氏が絶賛したFW三戸舜介「シュートは日本人ではダントツ」高校3年時見て衝撃

スポーツ報知 / 2024年7月26日 5時0分

試合後、記念撮影する山本理仁(右)と三戸舜介(カメラ・岩田 大補)

◆パリ五輪サッカー男子 ▽1次リーグ第1戦 日本5―0パラグアイ(24日、ボルドー競技場)

 【ボルドー(フランス)24日=ペン・後藤亮太、カメラ・岩田大補】パリ五輪は26日(日本時間27日未明)の開会式に先立って24日、競技がスタート。サッカー男子でアジア王者の日本は1次リーグ(L)D組初戦で、南米予選1位の難敵パラグアイに日本の五輪最多得点となる5―0で大勝した。三戸(みと)舜介(21)=スパルタ=、藤尾翔太(23)=町田=がともに2得点を挙げた。

 * * * * *

 J1新潟でコーチを務める田中達也氏(41)は4年前のことをよく覚えている。2020年、高校3年生の三戸が、新潟に練習生として参加した時のこと。当時は現役だった田中氏の目に「来た時から才能ある選手だなと。ボールを追いかけるスピードに特徴を感じた」と映ったという。

 そして、シュートにも目を奪われた。「打つまでのコンパクトさは彼のキックの特徴。相手DFが体を寄せてくる前に打てる。シュートは日本人の中ではダントツ。しかも左右で蹴れる。彼のシュートが一番強い。重くて鋭い」。スピードと決定力を武器にJ1通算66得点を挙げた元日本代表ストライカーが絶賛するほどの逸材だった。

 21年はJ2新潟でともにプレーし、22年からはコーチと選手で関係を築いてきた。「彼は僕らの言った言葉も聞いてくれる。それプラス負けず嫌い。負けず嫌いでも人の話を聞かないと成長はない。彼はその両方を兼ね備えている」

 04年アテネ五輪代表の田中氏も身長167センチと大きくなかったが、気持ちの強さを感じさせる選手だった。アテネ大会は3試合無得点に終わり、「僕は五輪がなければ現役生活を長くプレーできてなかった。それくらい影響を与えた大会」と振り返り、三戸へ「自分のキャリアのためにやるのが大切。自分の立ち位置を五輪で確認して、より成長してほしい」とエールを送った。(森脇 瑠香)

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