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【高校野球】履正社が王者の機動力 9盗塁で大勝

スポーツ報知 / 2024年7月26日 5時0分

6回2死一塁、二塁への盗塁を決めた代走の履正社・上田涼太(カメラ・義村 治子)

◆第106回全国高校野球選手権大阪大会▽準々決勝 履正社9―0大産大付=7回コールド=(25日・大阪シティ信用金庫スタジアム)

 大阪では、27日の準決勝で大阪桐蔭と履正社の対戦が決まった。大阪桐蔭は、不調でスタメンを外れていたラマル・ギービン・ラタナヤケ内野手(3年)が、5回に代打で特大2ランを放ち、4年連続で4強入りした。昨夏王者でノーシードの履正社は、12安打9得点、9盗塁で大勝し、8大会連続でベスト4に進出(中止の20年を除く)した。

 履正社らしく、機動力で試合を支配した。0―0の2回1死一、二塁、二塁走者の村田駿三塁手(3年)は「二、三塁でバッターに勝負させてあげたい、と。(投手を見て)試合前から狙っていこうと思っていた」と、自身の判断で重盗を仕掛けた。広げた好機で、武田昇悟左翼手(3年)が先制の中前2点打。チームは計9盗塁を決めて大勝した。

 4年ぶりに夏の大阪を制した昨年に比べて「長打力なんかは下がるところがある」と多田晃監督(46)。昨秋は準Vでセンバツ出場も逃し、以降は経験値を高めてきた。「(練習試合は)めちゃくちゃ多いと思いますよ。3月はもう4連戦とか、3連戦くらいずっと」と指揮官。実戦で走塁を磨いたナインは、ここまで5試合33盗塁と走りに走り、43得点をたたき出す。この日は先発の藤原僚人(3年)ら3投手で完封リレーし、これで33イニング無失点&無失策と守りも鉄壁。宿敵との大一番へ、攻守で隙がない。

 「全員、自然と大阪桐蔭さんの話をしたり、見たりするので意識は高い。チャレンジャーの気持ちで」と村田。初の連覇へ、昨夏王者の意地を見せる。(楓)

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