水谷千重子、コロムビアレコードに“移籍”

コロムビアレコードに移籍した水谷千重子

　タレントの友近が扮（ふん）する大御所歌手の水谷千重子が、コロムビアレコードに“移籍”することが２５日、発表された。

　水谷はこれまで、二葉音楽出版に所属する大御所歌手という設定だったが、創立１１５年目を迎えた演歌の老舗であるコロムビアに移籍。新レーベル第１弾として、タレントのマツコ・デラックス扮する盟友・浜ローズとの幻のデュエット曲「まそおの月」と歌謡曲「あまえたって駄目さ」を８月２日に配信する。

　「まそおの月」は約３０年前のバブル絶頂期にリリースが決まっていたものの、発売がトラブルで中止となっていた。２０２１年の水谷の明治座公演で、浜ローズと共演を果たしたことにより、長年の沈黙を破り再び動き始め８月２日の配信となった。「あまえたって駄目さ」は水谷千重子にとっては新境地となる歌謡曲となっている。

　水谷は「久々の千重子のソロの新曲『あまえたって駄目さ』はかっこいい女性！　あーだこーだ、ぴーちくぱーちく裏でいうなら、前にでて主張して戦ってみたら？　それが出来ないなら文句なんて言ってんじゃないわよ！と、まさにいま皆さんに必要な勇気だったり生き方なんじゃないかしら！　平和に優しい時間を得る為に戦うのです。『まそおの月』は久々の浜ローズとのジョイント。気だるさの中の妖艶さを持つローズの歌声、横で聞いていてぞくっとしたわ！　やっぱり彼女はやるわね！　それからその時収録した映像ね。ローズは実は従順で素直にキチンと歌ってたわ！（笑）千重子と目があったり少しジャレあってる感じが２人の仲の良さ！？　皆さんにお察しして頂けるんじゃないかしら！　千重子とのセッション是非楽しみにして、『まそおの月』お聴きになって！」とコメントした。

　水谷は８月３～４日に東京・明治座で「水谷千重子の宴　ジョインコンサート」を開催することになっており、浜ローズとの３年ぶりの共演が期待される。