ドジャースが２日で８人入れ替えの非常事態 エース格２人復帰も内野手故障者続出

米大リーグ　ドジャース―ジャイアンツ（２５日、米カリフォルニア州ロサンゼルス＝ドジャースタジアム）

　ドジャース・大谷翔平投手（３０）が２５日（日本時間２６日午前５時１０分開始予定）、本拠地７連戦の最終戦となるジャイアンツ戦のスタメンに「１番・指名打者」で名を連ねた。今季１０１試合目の出場で４試合ぶりの本塁打となる３１号、日米通算２５０号に期待がかかる。ドジャースは、昨年１１月に左肩手術を受けた通算２１０勝の３６歳左腕のクレイトン・カーショーが今季初登板初先発する。

　カーショーの復帰に伴い、ヨハン・ラミレス投手（２９）が事実上の戦力外となるＤＦＡ。救援右腕のラミレスは今季、メッツ、オリオールズを経てドジャース入り。ド軍では２７試合に登板して防御率５・５２だった。直近は４登板連続で失点していた。さらにクリス・テーラー内野手（３３）が左股関節の張りで負傷者リスト（ＩＬ）入り。変わってジェームズ・アウトマン外野手（２７）が昇格した。

　ドジャースは前日２４日（同２５日）にも先発のグラスノーがＩＬから復帰して、ナックがマイナー降格。ベテラン内野手のロハスが右前腕張りでＩＬ入りして、アーメドを獲得して即スタメン起用した。２日で８人が入れ替え。グラスノー、カーショーと２人のエース格が戻ってきたことは大きな追い風だが、内野手２人（テーラー、ロハス）の離脱は、すでにベッツ、マンシーがいない内野陣にとって大きな痛手だ。