シースがノーヒッター達成 最近３試合すべて６回以上投げ１安打、１安打、０安打の快投は２０世紀以降初

◆米大リーグ　ナショナルズ０―３パドレス（２５日・米ワシントンＤＣ＝ナショナルズパーク）

　パドレスのディラン・シース投手が２５日（日本時間２６日）、敵地のナショナルズ戦で、４月１日アストロズのＲ・ブランコ投手に次いで今季メジャー２人目、パドレスでも２０２１年Ｊ・マスグローブに次いで球団史上２人目のノーヒットノーランを達成した。９回を投げ９奪三振、３四球も盗塁死と併殺打で残塁は１。１１４球投げ７１球がストライクだった。

　最後の打者エイブラムズを右翼ライナーに仕留めるとシースはマウンドで両手を大きく広げジャンプ。そこへナインが次々に集まり、ブルペンからは松井裕樹も快挙の輪に入って喜び合った。右翼手からウィニングボールを受け取ったシースは「自分でも信じられない。運命がきょうの試合をもたらせてくれたんだ」と話した。

　なお、サラ・ラングス記者のＸ（旧ツイッター）によると、シースはこれで最近３試合すべて６イニング以上投げ１安打、１安打、０安打。１９０１年以降では初めての投手だそうだ。