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【高校野球】春の県王者・加藤学園がベスト4進出…屋海州遊撃手が決勝2ランスクイズ

スポーツ報知 / 2024年7月26日 7時55分

2回1死二、三塁、2ランスクイズを決める加藤学園・屋(カメラ・伊藤 明日香)

◆第106回全国高校野球選手権静岡大会 ▽準々決勝 浜松工1-5加藤学園(25日・ちゅ~る)

 準々決勝が行われ、春王者の加藤学園は屋海州遊撃手(3年)が2回、2ランスクイズを決めて浜松工を5―1で下し、2003年以来の準決勝進出を決めた。

 迷わなかった。加藤学園は2回、同点に追いつきなお1死二、三塁。8番・屋海州遊撃手(3年)の犠打は投手と三塁の間の“ポケット”に転がった。二塁走者の小室太陽主将(3年)は「多少暴走だけど、サードも投げにくい体勢だった。積極的にいくと決めた」と一気に生還した。今春県準決勝・東海大静岡翔洋戦に続く2ランスクイズ(記録は内野安打)で勝ち越しを呼んだ屋は「普段から練習しているし、緊張はありませんでした」と胸を張った。

 浜松工とは昨秋県3回戦で対戦し、村松幸には1回1/3を無失点に封じられ、敗れた。「普通にいっては打てない。打者に集中させないようにする」米山学監督(46)の作戦が的中した。4回までに3盗塁。小室が「下位は足に自信がある。計算通り」と話すように機動力で揺さぶり、左腕から5点を奪った。試合前のノックもつぶさに観察。「内野に素早くないところがあった」。2ランスクイズの狙い目を見抜く準備力も光り、秋のリベンジを果たした。

 4強入りは03年以来21年ぶり。創部初の決勝を懸け、準決勝は掛川西と対戦する。「自分たちの野球をすれば勝てる」と小室。春王者の視界に、ゴールテープが入ってきた。(武藤 瑞基)

 ★浜松工・村松幸河投手(エース左腕は今夏初先発し6回1/3を5失点)「球が高く浮いてしまった。チームを勝たせることができなかった。相手走者の動きが気になって、相手の流れの中で投げてしまった」

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