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上方落語の「天満天神繁昌亭」18周年公演で昭和漫才モノマネ披露へ 月亭八方ら「漫画トリオ」公開リハ

スポーツ報知 / 2024年7月26日 11時38分

「漫画トリオ」のモノマネを披露した(左から)フック役・桂小文枝、ノック役・月亭八方、パンチ役・桂米団治(カメラ・筒井政也)

 上方落語界の定席「天満天神繁昌亭」の開場18周年記念公演(9月15日=朝、昼、夜の3部制)の概要発表会見が26日、同劇場で開かれ、月亭八方、桂小文枝、桂米団治が目玉企画「上方モノマネ演芸会」のPRで「漫画トリオ」を再現した。

 繁昌亭は大阪で約60年ぶりとなる上方落語の定席として2006年9月15日に開場した。めでたい記念日を盛り上げるべく、上方落語協会の理事を務める桂三風が、協会前会長の師匠・桂文枝に相談したところ「モノマネやれば、面白いんちゃうか」と即答されたという。

 午後6時開演の部に登場する「漫画トリオ」(故・横山ノックさん、フック=青芝フック、パンチ=故・上岡龍太郎さん)は文枝の指名で、それぞれ月亭八方、桂小文枝、桂米団治が務め、この日の発表会見では黒のスーツで「パンパカパ~ン! 今週のハイライト!」の名文句とポーズで登場した。

 八方は前髪をくねらせたカツラを被り、ノックさんの得意芸「タコ踊り」に挑んだが「コンプライアンスの時代に、タコ業者から『値が下がる』と言われへんやろか」と苦笑。3人は「記者会見で稽古するのは初めて」と公開リハーサルで沸かせた。

 台本を担当することになった米団治は、上岡さんの役に「シュッとして若くて二枚目。なるべく近づきたい。ここぞとばかりノックさん(八方)をイジり首根っこをつかんだりして、完全再現したい」と意気込んだ。

 ほかには、午前11時開演の部で「ミルクボーイ」(笑福亭松喬・桂佐ん吉)、「横山やすし・西川きよし」(笑福亭銀瓶・林家花丸)、「人生幸朗・生恵幸子」(桂坊枝・露の都)。午後2時半開演の部で「今いくよ・くるよ」(露の陽照=あきら・桂あやめ)、「かしまし娘」(はやしやかほ・はやしや福・岡野鏡)、「中田ダイマル・ラケット」(桂二豆・林家そめすけ)。午後6時開演の部で「漫画トリオ」と「横山エンタツ・花菱アチャコ」(桂塩鯛・桂文枝)が登場する。

 昭和の名漫才師ばかりの中で、令和元年のM―1王者・ミルクボーイだけ例外だが、三風は「松喬さんの角刈り(=内海崇)を生かしたい」と説明した。

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