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聖白鵬が序二段V「1つの恩返しかなと思う」 宮城野親方から祝福の握手 父はモンゴル相撲の大横綱

スポーツ報知 / 2024年7月26日 14時55分

聖白鵬が三島(手前)を上手出し投げで破る (カメラ・馬場 秀則)

◆大相撲 ▽名古屋場所13日目(26日・ドルフィンズアリーナ)

 東序二段25枚目・聖白鵬(伊勢ケ浜)が7戦全勝で序二段優勝を決めた。同50枚目・三島(鳴戸)との全勝対決を上手出し投げで制した。序ノ口デビューとなった先場所は、優勝決定戦で敗れて惜しくもV逸。モンゴル出身の23歳は「先場所は決定戦で負けて悔しさがありました。(今場所は)緊張感がずっとありましたけど、それでも毎日集中していました。前には出られませんでしたが、得意の左上手も取って勝ったので、良かったかなと思います」と安どの表情を見せた。

 父はモンゴル相撲の大横綱。縁が深かったこともあり、同郷の先輩である宮城野親方(元横綱・白鵬)が師匠を務めていた宮城野部屋に入門した。ただ同部屋は春場所後に当面の閉鎖が決まり、伊勢ケ浜部屋預かりとなった。この日、優勝を決めた後には花道の奥で待っていた宮城野親方から祝福を受け、握手も交わした。聖白鵬は「待ってくれているとは思わなかったので、うれしかったです。1つの恩返しができたかなと思います」と笑顔を見せた。

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