ＭＢＳテレビが「ゼニガメ」の８月放送分の放送延期を発表…今月放送の“買い取り業者問題”受けて

毎日放送

　ＭＢＳテレビは２６日、お金にまつわるバラエティー番組「ゼニガメ」（水曜・後８時）について、次回の８月１４日の放送を延期すると発表した。

　同番組では今月１７日の放送で、買い取り会社に密着するロケＶＴＲを紹介。古い家屋で遺品整理を行い、買い取りを行った際、古い金庫の中から金のインゴットが見つかったが、実際は、それらは当該の家屋に元々あったものではない可能性が高いことが分かった。

　同社のコンプライアンス局広報は、延期理由について「７月１７日放送分について一部事実と異なる部分があると判明したことを受け、現在調査中であるためです」とし「引き続き調査を進めてまいりますが、番組で事実と異なる内容を放送したことついて、改めて、視聴者の皆様、出演者をはじめ番組関係者の皆様におわび申し上げます」と謝罪した。

　「ゼニガメ」は「ゼニ（銭）」にまつわる裏話や繁盛店のからくりなどに迫る内容で、２０２２年５月最初の特番以来、５回放送。今年５月に「水野真紀の魔法のレストラン」（２００１年スタート）以来、２３年ぶりとなるＭＢＳゴールデン帯番組のレギュラーに昇格したばかりで、ナインティナイン・矢部浩之とメッセンジャー・黒田有が司会を務めている。