卓球・松島美空、２連勝で１次リーグ突破「緊張を乗り越えて勝つことができた」 全農杯全日本選手権

女子ホープスで決勝トーナメント進出を決めた松島美空

◆報知新聞社後援　全農杯全日本卓球選手権▽ホープス・カブ・バンビの部　第１日（２６日・グリーンアリーナ神戸）

　ホープス（小学６年以下）、カブ（小学４年以下）、バンビ（小学２年以下）の３部門で男女の１次リーグが行われ、ホープス女子は２０２２年に最年少９歳でＴリーグデビューを果たした松島美空（みく、５年）＝京都・京都カグヤライズ＝が２試合連続ストレート勝ちで決勝トーナメントに進出した。

　松島美が、順当に１次リーグを突破した。佐藤詩織（６年）＝埼玉・タクエツ卓球＝と対戦した第２ゲームでは一時、４点差をつけられたが「やばいな、って思ったけど諦めずに頑張ろうと我慢してたら挽回できました」と粘り勝ちの一戦を振り返った。

　バンビ部門で出場した２２年から大会３連覇中。Ｔリーグでの実績も重なり、周囲からの注目はプレッシャーに感じているという。「もし負けたら『他の人でも（Ｔリーグに）出られるやん』とか思われてしまいそう。緊張したけど、それを乗り越えて勝つことができて今はよかったー、という気持ちです」。パリ五輪の話題には「自分と同じ左の早田ひなちゃんは大好きな選手。どんなプレーをするのかマネしたい」と笑みを浮かべた。