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貴景勝が2度目の大関陥落へ「あの時から何年も年齢も重ねている。落ちたことは一緒だが、中身が違う」

スポーツ報知 / 2024年7月26日 19時5分

照ノ富士が貴景勝(左)をはたき込みで下す(カメラ・馬場 秀則)

◆大相撲 ▽名古屋場所13日目(26日・ドルフィンズアリーナ)

 9度目のカド番で迎えていた貴景勝(常盤山)の来場所の大関からの陥落が決まった。横綱・照ノ富士(伊勢ケ浜)にはたき込まれて負け越しが決定。支度部屋では目を赤らめながら「負けは負けです。強い人は大関にいるし、もしくは上にいく。弱いものは落ちるべきだと思います」と結果を受け止めた。

 大関からの陥落は2度目。前回は関脇に陥落した2019年秋場所で12勝3敗を挙げ、翌場所で大関に復帰した経験もある。ただ当時は23歳で、現在は27歳。8月には28歳になる。「あの時から何年も年齢も重ねている。落ちたということは一緒ですけど、まるっきり中身が違うので」と小さくうなずいた。慢性的に首の痛みを抱えるが「首と言われますけど、どこかしらみんな痛い。自分だけがケガをしているわけじゃない。その中の勝負の世界なので。何の理由にもならない。それ含めて力が通用しなかった」と最後まで言い訳はしなかった。

 八角理事長(元横綱・北勝海)は「照ノ富士に負けて落ちるのは本望ではないか。よくやっている」と話した。幕内後半戦の九重審判長(元大関・千代大海)「相撲は一生懸命、できる限り、力を振りしぼっている。やっぱり首のケガ。最近は力が出せない。はたかれて土俵に落ちた時、起き上がるのに時間がかかった。思いがこみ上げてきたのかなという印象を受けた。来場所に期待したいですね」と貴景勝の心中を推し量った。

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