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「詰まった」打球が神宮の左翼席へ 日大三主砲・岡本弦士は滋賀県出身で大の巨人ファン「岡本選手のように」

スポーツ報知 / 2024年7月27日 5時45分

4回無死、先制の左越えソロ本塁打を放ち笑顔で生還する日大三・ 岡本弦士(右) (カメラ・岡野 将大)

◆第106回全国高校野球選手権 西東京大会▽準決勝 日大三3―2創価(26日・神宮)

 日大三の主砲・岡本が憧れの巨人・岡本和のようなアーチを神宮の左翼席へかけた。4回無死。岡本弦士(ゆずと)内野手(3年)がソロ本塁打を放ち先制だ。「詰まった」と、会心の一撃とはいかなかったが、持ち前のパワーでスタンドまで運んだ。

 今大会では4回戦の国士舘戦以来2本目で高校通算25本目だ。3打席目には中前適時打を放ち2安打でチーム3得点中2打点。創価との接戦を勝利に導き、3年連続20度目の甲子園に王手をかけた。

 滋賀県出身で大の巨人ファン。「中学生の頃から試合を見ていて岡本選手のようになりたいなと。ミート力、長打力がある」と目標とし、「(体格も)近づけるように」と、冬の期間には筋力強化に取り組み183センチ、93キロまで成長。憧れの巨人・4番の186センチ、100キロにも近づいている。

 決勝は早実との名門対決。「厳しい戦いにはなると思うけど全員野球で」と意気込んだ。(大中 彩未)

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