【広島】新井貴浩監督「いいスタートが切れた」一挙９得点の猛攻で後半戦白星スタート／一問一答

５回途中、投手交代を告げる新井貴浩監督（カメラ・清水　武）

◆ＪＥＲＡセ・リーグ　ヤクルト６―９広島（２６日・神宮）

　広島は、打線爆発で後半戦初戦を白星で飾った。いきなり２点先取された直後の２回無死満塁から矢野の走者一掃三塁打で逆転すると、打者１５人の猛攻で９安打９得点。月間打率１割９分１厘だった打線が、幸先いいスタート。投手陣は先発・ハッチが４回０／３を６失点と、５回を投げきることが出来ず、来日５度目の先発でも初勝利を逃した。６回以降は無失点リレー。８回は、再調整を経て今月９日以来の復帰登板となった島内が無失点。９回は守護神・栗林が打者３人を３球で仕留める“スリー・ピッチ・イニング”で締めくくった。

　新井貴浩監督の試合後の主な一問一答は以下。

　―２回に打者１５人で９安打９得点の猛攻

　「いい攻撃だったと思うよね。いいスタートが切れたと思う。オールスター中に各自がしっかり調整してくれて、今日の試合を迎えてくれた。それは見ていて伝わりました」

　―前半戦に苦しんだ坂倉が後半戦初戦で３安打

　「前半を終わって『一度リセットして、後半リスタートだから』って言っていたので。今日が開幕だと思ってやってくれればいいと」

　―ハッチは来日初白星を目前に交代した

　「それはしょうがないでしょ。厳しい言い方だけど、ハッチに勝ちをつけるためにやっているわけじゃない。チームが勝つためにやっているわけだから。そこはやっぱりしょうがない」

　―島内が８回に復帰登板で無失点と好投

　「今日は、流れ的にあそこ（８回）になった。いかに島内が入っていきやすいかを考えて」

　―島内は内容も良かった

　「良かったね。抹消している間にアナリストとかと、いろいろ話しをして、ちゃんと分かった上で修正して、リフレッシュもしたから。彼本来のボールがいっていたと思います」

　―後半戦白星スタート

　「いいスタートを切れたと思う」