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【パリ五輪】江村美咲、半井重幸が旗手の大役務め上げる 大雨さえも「ドラマチックで、一つのエンターテインメントとして特別感」

スポーツ報知 / 2024年7月27日 5時22分

 100年ぶりにフランス・パリで行われる夏季五輪の開会式が26日、行われた。史上初めてスタジアム外で行われる開会式は、セーヌ川を選手が船に乗って行進。日本選手団177人の旗手は、フェンシングの女子サーブルで初の金メダル獲得を目指す江村美咲と、新種目ブレイキン男子で優勝候補の半井重幸(ダンサー名・SHIGEKIX)が務めた。

 船上では、半井が旗を持ち、江村は隣で笑顔。半井はJOCを通じて「まずは、本当に楽しかったです。セーヌ川を船で渡るという、これまでにない特別な形での開会式でしたが、雨が降ってくるというハプニングでさえもドラマチックで、一つのエンターテインメントとして、また特別感が出たと思います」とコメント。江村も「この天気の中にも関わらず、川沿いから日本、そして世界中のたくさんの方々が応援を送ってくださっていたので、その瞬間を見逃さないように、一人ひとりの顔を見る気持ちで船に乗っていました。そして、改めて本当にたくさんの方々に支えられて今があるという思いをかみ締めていました」と振り返った。

 この日は大粒の雨が降りしきる中、旗手という大役を務め上げた江村と半井。パリ本番に向けて、江村は「皆さんへの感謝の気持

ちをプレーで出し切りたいと思います」と意気込みを語り、半井も「いよいよパリ2024オリンピックが開幕しますが、TEAM JAPANが良い姿を見せていきたいという気持ちになれました」と思いを込めた。

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