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【高校野球】掛川西 堀口泰徳捕手が加藤学園の機動力封じる…27日・静岡大会準決勝

スポーツ報知 / 2024年7月27日 9時22分

加藤学園の機動力を警戒した掛川西・堀口捕手

 第106回全国高校野球選手権静岡大会の準決勝が27日、草薙球場で行われる。掛川西は春県王者で第1シードの加藤学園と対戦。堀口泰徳捕手(3年)は、春の県3回戦(2●6)のリベンジに燃えている。対する加藤学園は主将の小室太陽中堅手(3年)を筆頭とした機動力野球で、創部初の決勝進出へ意気込んでいる。静岡と聖隷クリストファーも決勝(29日、草薙)進出を懸けて激突する。

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 正捕手が“頭脳戦”を制する。掛川西の堀口が、春の県大会3回戦で2―6と敗れた加藤学園へのリベンジに燃えている。「相手は多彩な攻撃を仕掛けてくるので、細かいところまで突き詰めて準備していきたい」。相手の機動力を封じて勝利を呼び込む。

 今春は出はなをくじかれた。初回無死一塁からエンドランでピンチを広げられ、内野のミスなども出ていきなり、2失点と相手のペースにはまった。「改善しないといけない部分がいっぱい出た試合だった」。重盗など4盗塁を許し、ゆさぶられた苦い経験が夏に生きている。

 バットでもチームに貢献する。4回戦までの3試合は8番を務めたが、準々決勝の駿河総合戦では4番に昇格。3打数2安打3打点と活躍、チームも15安打13得点と大爆発していい流れを呼び込んだ。「打順は関係ないけど、打っても活躍したい」と、うなずいた。

 昨夏も経験している攻守の要。配球や肩だけでなく、内外野からの返球を広くカバーリングする堀口について大石卓哉監督(44)は、「そこは徹底してやってきた。あいつが動けているならこのチームは大丈夫」と、全幅の信頼を寄せる。冷戦沈着で広い視野を持つ背番号2が、春の王者を撃破して10年ぶり決勝への扉を開く。(塩沢 武士)

 ◆掛川西と加藤学園の24年春3回戦VTR

 ▽加藤学園6―2掛川西 加藤学園は先発した掛川西のエース・高橋郁真(3年)から初回に2点、4回に3点を奪って3回0/3を5失点で打ち崩した。掛川西は4回に2点を返すも、8回に追加点を許して涙をのんだ。

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