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大谷翔平、第4打席は中前打 2戦連続マルチ安打で打率・315 今季25盗塁目でトリプルスリー前進

スポーツ報知 / 2024年7月27日 11時25分

◆米大リーグ アストロズ―ドジャース(26日、米テキサス州ヒューストン=ミニッツメイドパーク)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が26日(日本時間27日)、敵地・アストロズ戦に「1番・DH」で先発出場。0―4と4点を追う8回先頭の第4打席は3番手右腕・プレスリーから中前打を放ち、2試合連続のマルチ安打とした。リーグトップの打率は3割1分5厘に浮上した。2死後、4番・パヘスの打席で3試合ぶりの今季25盗塁目を決め、キャリアハイの26盗塁(21年)まであと1つ。打率3割、30本塁打、30盗塁の「トリプルスリー」にまた前進した。

 ア軍先発は昨季まで3年連続2ケタ勝利のフラムバー・バルデス投手(30)だった。大谷は初回先頭の第1打席で初球の95・4マイル(約153・5キロ)シンカーを捉え、センター左にはじき返すと、快足を飛ばしてリーグ2位タイとなる今季28本目の二塁打とした。バルデスにはエンゼルス時代の昨季8打数無安打4三振に封じられるなど、この日まで通算34打数4安打(1本塁打)の打率1割1分8厘と苦戦してきたが、メジャー屈指の左腕との今季初対戦でいきなりの快音。同じ“MVPトリオ”のフリーマンが家庭の事情で急きょ欠場となり、マークがより厳しくなる中でも結果を出した。

 3回2死の第2打席はレフト後方への大飛球を放ったが、左翼・ロパフィドのダイビングキャッチに阻まれて左飛。6回1死一塁の第3打席は四球を選んでいた。

 前日25日(同26日)の本拠地・ジャイアンツ戦では8回に4試合ぶりの今季31号ソロを放ち、日米通算250号に到達。この一発はメジャー202本塁打の中で自己最大の打球角度46度で、米データサイト「ベースボールサバント」によると、最高到達地点は181フィート(約55・2メートル)、滞空時間7・1秒という超高弾道の衝撃アーチだった。それでも、「もっともっと打てるように、継続して頑張りたいなと思います」とおごることのない大谷。この日からはビジター戦が8試合続く。パリ五輪が開幕しても、大谷からは目が離せない。

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