【高校野球】木更津総合がタイブレークで劇的サヨナラ ６年ぶり８度目の甲子園へ

１０回、サヨナラで優勝を決めた木更津総合ナインは、胸を張って校歌を歌う　（カメラ・佐々木　清勝）

◆第１０６回全国高校野球選手権千葉大会　▽決勝　木更津総合２―１市船橋＝延長１０回タイブレーク（２７日・ＺＯＺＯマリンスタジアム）

　木更津総合がタイブレークで市船橋を下し、６年ぶり８度目の甲子園出場を決めた。

　試合は１―１のまま延長へ突入。木更津総合は９回を投げ抜いた千葉雄斗投手（３年）に代わってエース右腕・石沢順平（３年）が登板。無失点に抑えると、流れに乗った。

　そしてその裏、無死一、二塁から和田達也三塁手（２年）が送りバントをすると、打球を処理した相手投手・工藤将祐（３年）の送球エラーで走者が一気に生還し、劇的なサヨナラ勝利で聖地切符をもぎ取った。