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【高校野球】つくば秀英、創部30年で初の甲子園切符まであと1歩…阪神・大山の母校

スポーツ報知 / 2024年7月27日 18時51分

霞ヶ浦に敗れ引き揚げるつくば秀英ナイン(カメラ・岡野 将大)

◆第106回全国高校野球選手権 茨城大会 ▽決勝 つくば秀英3-9霞ケ浦(27日・ノーブルホームスタジアム水戸)

 つくば秀英が創部30年で初の甲子園出場を目指したが、あと一歩及ばなかった。

 両校無得点で迎えた4回、先発右腕・羽富玲央(2年)が3点の先制を許す。7回2死二塁から7番・知久耀(2年)が左前適時打で1点を返したが、その裏に味方のエラーもあって3失点。8回に2点を返す粘りを見せたが、その裏にも3失点するなど流れを呼びきれなかった。

 準決勝でサヨナラ犠飛を放ち、この日も3安打放った佐々木将人主将(3年)は「こういう舞台で自分たちの野球がしきれなかったというのは、やっぱり自分たち(の力が)まだ足りていなかったのかな」と振り返った。「昨日の朝起きた時からプレッシャーを感じて、今日の朝起きてから吐くんじゃないかってくらい緊張していた」と独特な緊張感もあったと明かした。

 ベンチ入り20人のうち、12人が2年生。3年部員全体も16人と少なく、佐々木は後輩に「寮生活でも試合でも色々と助けられた」と感謝。「後輩に(県大会で)優勝してほしい」とエールを送った。

 今夏は、準々決勝で下妻一に勝ち、同校OBで阪神・大山悠輔(29)の成し遂げることのできなかったベスト4入り。勢いのままに決勝進出を決めていた。この日は学校として応援に行くのは任意だったというが、スタンドは緑色に染まった。スタンドから応援した小林修蔵さん(3年)は「(地元の千葉より)高校が少なく甲子園に行ける可能性が高いかも」と入学。それでも在学中に決勝に行けるとは思っていなかったといい「手のひら返し」と笑った。

 大山を高校時代に指導したという小根山隆男さん(79)もバックネット裏から観戦。「こんなに強くなるとは」と感慨深げな様子。18年までコーチを務めていたが「(23年から)監督が変わって、指導法・起用法が変わった」と変化を感じていた。選手についても「素直な選手が多い」と話した。

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