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【高校野球】昨夏代表の履正社、大阪桐蔭にコールド完敗 エース高木大希1死しか奪えず「力不足」

スポーツ報知 / 2024年7月27日 16時59分

コールド負けを喫し、整列して大阪桐蔭の校歌を聴く履正社ナイン(カメラ・谷口 健二)

◆第106回全国高校野球選手権大阪大会▽準決勝 大阪桐蔭12―2履正社=5回コールド=(27日・大阪シティ信用金庫スタジアム)

 昨夏の代表・履正社が大阪桐蔭に5回コールド負けを喫した。昨夏の決勝では3―0で完封勝ちをした相手にリベンジを許し、同校初の2連覇への夢は断たれた。

 初回、先頭の1番・近沢賢虎右翼手(3年)が四球で出塁すると、すぐさま盗塁。1死三塁から、3番・足立直緒己中堅手(3年)の二ゴロの間に本塁へ突っ込み、幸先良く先取点を挙げた。2年生右腕・中野大虎から足を絡めてもぎ取った得点に、多田晃監督は「初回はいい形で攻撃ができた」と納得。この回はその後、もう1点を挙げた。

 だが、先発マウンドに上がったエース右腕・高木大希(3年)が直後に大阪桐蔭の強力打線に捕まった。1死一、三塁から4番・徳丸快晴左翼手(3年)に適時二塁打を浴びると、なおも二、三塁で5番・内山彰梧一塁手(3年)に逆転適時打を献上。その後、8番・増田湧太捕手(2年)に4点目となる適時打を浴びたところで、多田監督から投手交代が告げられた。この回は結局打者10人の猛攻を許し、さらに1点を失った。

 2回も打線の勢いを止められず、高木の後を受けた投手陣が、初回に続いて打者一巡となる11人の攻撃を浴び、6失点を喫した。

 2―11で迎えた3回にも1点を失い、10点リードをつけられた履正社。2回以降は中野を打ち崩せず、大阪大会では07年夏の同カード以来となる17年ぶりのコールド負けとなった。

 試合後、指揮官は「完敗でしたね。桐蔭さんの方が一枚も二枚も上手やったなって感じ」とライバルに脱帽した。先発したが1死しか奪えず、5安打2四球5失点でノックアウトされた高木は「自分の状態も上がっていたし、キャッチャーと話してコースの投げ分けもできていた。そのなかで打たれてしまったので、自分の球がまだまだというか、力不足」と反省。進学志望を予定する右腕は「この悔しさを(晴らすため)球速を上げていきたいし、変化球も磨きたい」と、新たなステージへの誓いを立てた。

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