【パリ五輪】柔道・角田夏実、日本選手団金メダル１号へ 初戦は伝家の宝刀がさく裂し、４５秒で完勝

角田夏実

◆パリ五輪　第２日　▽柔道（２７日・シャン・ド・マルス・アリーナ）

　柔道競技が始まり、女子４８キロ級で角田夏実（ＳＢＣ湘南美容クリニック）が１回戦でナタシャ・フェレイラ（ブラジル）に一本勝ちした。ともえ投げからポイントを奪うと、腕ひしぎ十字固めを決め、２つの得意技を繰り出してわずか４５秒で完勝した。

　角田は２１年から世界選手権を３連覇し、初代表をつかんだ。２６日に開会式が行われ、競技が本格的に始まる第２日。柔道から日本選手団の金１号と、夏季五輪通算５００個目のメダル誕生が期待される。男子６０キロ級の永山竜樹（ＳＢＣ湘南美容クリニック）は２回戦から登場する。