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【高校野球】センバツVの健大高崎 石垣元気→佐藤龍月の盤石リレーで9年ぶり優勝

スポーツ報知 / 2024年7月27日 18時7分

9年ぶり夏の甲子園出場を決め校歌を歌う健大高崎ナイン(カメラ・宮崎 亮太)

◆第106回全国高校野球選手権群馬大会▽決勝 健大高崎5―1前橋商(27日・上毛新聞敷島)

 今春センバツの覇者・健大高崎が、9年ぶり4度目の優勝を遂げた。

 1―1の5回裏1死満塁で、4番・箱山遥人捕手(3年)が前橋商の2番手・清水大暉投手(3年)から犠飛を放って1点勝ち越し。7回は2つの押し出し、9回には1番・田中陽翔中堅手(3年)が右翼席にソロ本塁打を打ち込み、リードを広げた。

 投げては、先発の最速154キロ右腕・石垣元気投手(2年)が6回1失点の好投。7回からは佐藤龍月投手(2年)が登板し、無失点投球で試合を締めくくった。

 センバツと同じく、決勝の先発マウンドに立った石垣は「『自分が甲子園に導いてやる』と気持ちが入りました。ストレートが一番良く、カットボールも良かったです」。6回まで投げて4安打8三振。前橋商の2番・小池絆右翼手(3年)のソロ本塁打による1失点でしのいだ。

 7回にバトンを受けたのは佐藤。制球に苦しみながらもヒットは1本も許さず“優勝投手”となった。「『あとは、お前しかいない』と(石垣に)言葉をかけてもらったので、自信を持ってマウンドに上がりました」。盤石の投手リレーで、9年ぶりに夏の甲子園への切符をつかんだ。

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