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【巨人】ドラ1西舘勇陽の先発起用の狙いは「脱力を覚えていく」桑田2軍監督明かす…2軍DeNA戦

スポーツ報知 / 2024年7月27日 18時5分

先発マウンドに上がった西舘勇陽(カメラ・小泉 洋樹)

◆イースタン・リーグ DeNA7―2巨人(27日・平塚)

 巨人のドラフト1位右腕・西舘勇陽投手が、イースタン・DeNA戦で公式戦初先発。3回を投げて1安打無失点、5奪三振と好投し、最速155キロをマークした。

 6月30日にプロ初の2軍降格後、2度目のマウンド。初回は1死から西巻に粘られて四球を与えたが、楠本を見逃し三振、二盗を試みた西巻も山瀬が刺して併殺で初回を終えた。2回は伊藤、東妻から空振り三振を奪い、3回は蓮を三ゴロ、西浦、林は連続三振に仕留めて降板となった。得点圏に走者を進めさせず、危なげなく3イニングを投げ切った。

 試合後、桑田2軍監督はドラ1右腕を先発起用した理由について「やっぱりリリーフで力んで投げることが染みついてしまっているからね。先発のイメージでやって、脱力を覚えていくとさらに良くなると思い、やってみた」と説明。右腕はカーブを交えて緩急を生かすなど、さっそく配球にも救援時からの変化がみられた。最後には「やっぱり一つ一つのボールはすごくすばらしい」と改めて能力の高さを評価していた。

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