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【ソフトバンク】ミキ昴生の始球式が放送事故級にスベる!マウンド上のボケに4万人無反応「無観客試合?」

スポーツ報知 / 2024年7月27日 19時15分

始球式に登板したミキ・昴生(カメラ・義村 治子)

◆パ・リーグ ソフトバンク―オリックス(27日・みずほペイペイドーム福岡)

 「鷹祭 SUMMER BOOST」第2戦が行われ、兄弟お笑いコンビ「ミキ」と、福岡県出身のお笑いタレント・こがけんが始球式に登場。ミキの“お兄ちゃん”こと昴生がマウンドに上がった。

 お兄ちゃんが投球板を踏み、メガネを外して捕手・甲斐のミットをのぞき込む。そしてなぜか、すぐにメガネをかけなおした。ようやく大きく振りかぶってから約5秒静止すると、モーションを解き、テレビ解説の池田親興氏に「ボークですね」と冷静に指摘された。やっとリリースすると、投球は打者・中川の内角低めにワンバウンド。ひと通りの茶番を終えると、実況の佐藤巧アナウンサーに「さあ、またここからスイッチが切り替わっていきます」と言われる始末だった。

 投球後、弟の亜生は「ボケをしたら『あ~』とか『わ~』とかあるんですけど、(場内の)音が変わらなかった…」とポツリ。昴生も「無観客試合ですか?」と4万の観衆が静まりかえった瞬間を振り返った。さらに亜生は、メガネのボケについて「出る前に『やめろー、やんなそれ!』と(止めた)」と明かした上で「メガネをかけたとき、こっちは優しさでコケてるんですよ。めちゃくちゃスベってて、あんなに人おるのにズズズって自分の足の音が聞こえた」と兄を指弾した。

 ミキに始球式のオファーが舞い込んだ理由について、ウソかホントか、こがけんは「実は(他のタレントに)始球式NGの人が多くて」と説明。昴生は「ケン坊田中(田中健二)さんおったやん。こんなん言うとアレやけど、ケン坊田中さんなら無理(オファーも来ない)」と福岡吉本所属の先輩芸人をディスりまくって、マウントを取った。

 しかし昴生は「『さすがです』って言わはった。キャッチャーの方が」と甲斐の名も知らずにオファーを受けたことを露呈した。背番号は「23」。まさか“お兄さん”の23じゃないですよね、と報道陣に問われ「も…もちろん、ちゃいます!」と宣言してから、亜生の起死回生となるだろうボケを期待して耳打ちを求めたが、亜生は無視。兄弟で約10秒黙りこくってから、昴生は「お兄さんの23や!」とブチギレた。

 最後に昴生は「僕もソフトバンクに負け…ずに、え~若手の漫才師に10ゲームも差を広げて、わ、笑いのホームラン打ちますわ」と棒読み調で抱負を述べたが、やはり微妙な雰囲気に。亜生は「正直、お兄ちゃんの始球式で、緊張感が出た。引き締まった」と独走するチームの慢心を食い止める“スパイス”になったと前向きに受け止めていた。

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