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【パリ五輪】柔道男子60キロ級・永山竜樹、準々決勝で無念 「待て」の後に… 不可解判定に抗議も敗者復活戦へ

スポーツ報知 / 2024年7月27日 20時2分

◆パリ五輪 第2日 ▽柔道(27日・シャン・ド・マルス・アリーナ)

 【パリ(27日)=林直史】男子60キロ級の永山竜樹(SBC湘南美容クリニック)は準々決勝で23年世界王者のフランシスコ・ガリゴス(スペイン)に一本負けを喫し、敗者復活戦に回った。

 永山は相手の寝技を懸命に耐え、審判から「待て」がかかった。力をゆるめた瞬間に相手の絞め技が決まり、これに主審はまさかの一本を判定。永山は納得できず、試合場を離れずに何度も映像検証を求めたが、受け入れられず。審判から畳を降りるように促され、畳に向かって一礼した。

 28歳でたどり着いた初の五輪。後味の悪い形で金メダルの夢が消え、失意の表情で試合場を引き揚げた。敗者復活戦では東京五輪銀メダルの楊勇緯(台湾)と対戦する。

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