「金メダル超えでした…」超ときめき♡宣伝部、韓国公演で現地ファンのハートにロックオン！

韓国で初の海外単独公演を行った「超ときめき［ハート］宣伝部」の（左から）吉川ひより、小泉遥香、杏ジュリア、辻野かなみ、坂井仁香、菅田愛貴

　【ソウル（韓国）２７日＝宮路美穂】最新曲「最上級にかわいいの！」がＳＮＳで世界的に話題の６人組アイドルグループ「超ときめき♡宣伝部」が、現地の「ＷＡＮＤＥＲＬＯＣＨ　ＨＡＬＬ」で初の海外単独コンサートを行った。

　「最上級―」はＴｉｋＴｏｋの総再生回数が９億９０００万回を記録（２６日現在）しており、日本の「カワイイ」文化の代表として注目を浴びている。この日のステージは、韓国のヘアメイクがメーキャップを担当。竹串でまつげをカールさせたり、キラキラのストーンを肌に乗せるなど、韓国ならではの技術をほどこしたメイクで登場した。

　メンバーは決めぜりふの「きみのハートにロックオン！」を韓国語に訳し「タンシネ　ハートゥエ　ロックオン！」とあいさつ。坂井仁香（２３）が「キヨウォ（かわいい）？　チョアヘヨ～（大好き）」、菅田愛貴（１９）が「ポゴシポッソヨ（会いたかった）」と呼びかけると、満員の宣伝部員（ファンネーム）も熱い歓声で応えた。

　韓国語のコールなどでも盛り上げ、１８曲を披露。アンコールでは、２５日に誕生日を迎えた坂井のバースデーサプライズや、世界から注目されたきっかけとなった２１年の「すきっ！」を韓国語バージョンで歌唱。会場の全員でＴｉｋＴｏｋも撮影した。終演後、辻野かなみ（２５）は「声援がすごくて、本当に来てよかった」と語った。

　パリ五輪は日本時間２７日に開幕したばかり。現地の男性ファンは「金メダル級だと思っていたけど、金メダル超えでした…」とメロメロになっていた。８月３日にはインドネシア・ジャカルタで単独ライブを行う予定。「とき宣」旋風はさらに拡大していきそうだ。