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【高校野球】大阪桐蔭、5回コールド12点で履正社とのライバル決戦制した!完封負け喫した昨夏決勝のリベンジ

スポーツ報知 / 2024年7月28日 5時0分

初回、後続の適時打で生還する大阪桐蔭・徳丸(カメラ・谷口 健二)

◆第106回全国高校野球選手権大阪大会▽準決勝 大阪桐蔭12―2履正社=5回コールド=(27日・大阪シティ信用金庫スタジアム)

 大阪桐蔭が11安打12得点の猛攻で履正社に5回コールドで大勝し、4年連続で決勝に進んだ。昨夏決勝で完封負けを喫したライバル校を圧倒してリベンジ。東海大大阪仰星は39年ぶり決勝へ進み、夏の甲子園初出場を目指す。

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 大阪桐蔭打線がリベンジを期した大一番で真価を発揮した。0―2の1回1死一、三塁、4番・徳丸快晴左翼手(3年)が1ボール2ストライクから相手エース高木大希(3年)の4球目を捉え、左中間へ適時先制二塁打。1点差とし、続く5番・内山彰梧一塁手(3年)が右翼へ逆転2点打。勢いづくと打者10人で5得点。2回には打者11人で6得点と流れをつかんだ。

 徳丸は「朝、起きたときから絶対に去年みたいに負けはしないと。対履正社の時に打って、チームに貢献するという思いでずっとやってきた」と胸を張る。宿敵との夏16度目の対戦で12―2と最大得点差で雪辱だ。

 昨夏決勝は0―3で屈辱の完封負け。徳丸ら6人が残り「全員で粘り強さをつけようと強化練習や遠征を含めてやってきた」。25日の準々決勝後はメンバーで高木の投球をチェック。座って映像を見るのではなく、タイミングに注視し、立ったままフォームを確認しながら対策を練ったという。

 リベンジへ西谷浩一監督も(54)も動いた。「右投手だったので、左を並べて3、4、5番のところで、圧をかけたいなと」。この日は1~6番まで左打者を並べ、準々決勝は先発外の吉田翔輝中堅手(3年)を1番起用。1番を担い準々決勝で3安打の境亮陽右翼手(3年)を3番に置き、中軸に厚みをもたせ、奏功した。初回に2点を失うも「なかなか思い切りのなかったバッティングが目覚めてくれた」と指揮官。火がついた打線をベンチから見守った。

 2年ぶりの夏切符まであと1勝。「今日以上の勢いをもって(決勝に)入っていきたい」と徳丸。“西の横綱”が勢いそのまま、夏の大阪のファイナルに向かう。(瀬川 楓花)

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